魂と心と体の三位一体


魂=メンタル体=思考(観念) 心=アストラル体=感情 体=エーテル体=感覚


愛と分離している領域を統合させて、三位一体を目指します。

【魂は、神の分け御魂】

私たちの魂はもともと、ひとつの大きな光であり情報です。水滴が重なると海にもなるように、そこに隔たりはありません。ひとつなるものを便宜上、神と呼びます。呼び名はなんであっても構いません。その神から分かれたものが私たちです。ある時までは魂であることを忘れ生きていますが、それぞれの魂の物語に基づき、思い出すようにプログラムされています。魂のプロセスとは、神と出会い、神と分かれ、神になるプロセスです。

【神の愛を表現するために降りてきた】

産声は、歓喜の声。私たちは産まれるために降りてきました。ただそれだけです。誕生の瞬間は幾度も訪れ、神の愛となり、いつも誰かを愛しています。気づきさえすれば、私たちはいつからでも神になります。神は名乗らずただ歓んでいるのです。初めての寝返り、初めてのつかまり立ち、初めての第一歩、私たちはたくさんの人を幸せにしてきました。歓びを表現することを、どうか思い出してください。

【心は本来ひとつ、傷みの数だけ分離する】

私たちは歓びでした。産まれることを決めた時、両親をただ深く愛していたからです。産まれてきたことが嬉しかったのです。大人になる過程で、歓びである私たちを「受け取ってもらえない」と感じ心が割れていきました。産まれて間もない頃までは、母の心と私たちの心に垣根はありませんから、心が割れるのもまた成長の証です。愛している心と、もう愛さないという心。想いは、言うと癒えますが、その多くは飲み込まれたままです。私たちの体に残る傷みの数だけ、置き去りにした心があります。傷みの数だけ愛があるとしたら、あなたはどれほどの愛を眠らせているのでしょうか。

【体には全ての情報がある】

私たちの体には歴史が刻まれています。産まれてからの軌跡はもちろんのこと、産まれるまでの血の記憶までがDNAに刻まれています。私たちの体は共鳴・共振を起こす装置のようなもので、どんな感覚・感情を抱いているかによって、放つ「音」が変わるのです。目に観える現象世界は放つ音が映し出された世界です。どんなに古い情報を持っていたとしても瞬時に書き換えることが可能です。体の内側に愛と分離されたエネルギーがあるなら、愛と統合するためだけに必要なものです。体に残る傷みは、あなたが本当のあなたに戻る道標になります。

【神様との親密感を取り戻す】

神の分け御魂として、心を分かつプロセスを持つ私たちは、神として生きることを目指しています。肉の欲と霊の欲をバランスよく満たすことが重要です。愛することを学ぶ道では自身を満たすことを疎かにしがちですが、愛する道とは肉体と霊体をひとつにする道です。どんな時も体の声に耳を澄ませることが大事です。肉体は神の愛を受け取るための器です。神はいつでも私たちの思い通りに応えてくれています。体に集中するだけで集まるのです。それを知ることで、歓びの質量は何万倍にも増え続けます。